３月６日（日）に茅ヶ崎中央公園で初開催するサザンマルシェの実行委員長を務める 川田 晴一さん 藤沢市在住 52歳
湘南の魅力で地域活性
○…湘南の魅力発信と地域商業活性化を目指し３月６日（日）に初開催する「サザンマルシェ」。地元出身の作家によるクラフト＆フリーマーケット、地元食材をふんだんに使った市内飲食店約20店の屋台村のほか「陸の水族館」や「ビーチスポーツ体験」も企画している。「地元の魅力が詰まったイベント。子どもからお年寄りまで楽しんで頂ければ」
○…インド料理＆スパイス料理店を経営する(有)イーツ代表取締役。１９９６年母が自宅を改装し開いたレストラン「ＧＡＲＡ中海岸」を弟と共に運営。”中海岸の家”と名付けた店名の通り「自宅に大切な友人を迎えるように」接客し、日本人の嗜好にマッチした本格インド料理でもてなした。母亡き後は兄弟で継ぎ、建物の老朽化に伴い２０１３年に営業を終了したが「長く愛された味は今もイベント出店を行うフードトラックや茅ヶ崎駅前のガラエントラに受け継がれています」
○…世田谷生まれ。工作と冒険に夢中な少年時代を過ごし、藤沢西高では「人から頼まれたらやるしかない」と西高祭実行委員長を務め建築関係に進もうと東海大工学部へ。在学中に母経営のレストラン「ＰＯ館」を手伝い渡米留学。その後ダッカやバンコクでクリーニング工場の立ち上げに携わり駐在していたが、ＧＡＲＡ中海岸の多角展開をサポートするため帰国。「海外経験や若い頃飲食業界の面白さを知ったのが今に生きている」。現在は妻、小４と小２の息子達と暮らす。
○…最近、市内の団地やスーパーの軒先でフードトラックの出店を行う中で考えているのが「本業を通じた社会奉仕」。災害時の炊出しや少子高齢化で増加する買い物弱者への支援など、移動販売の可能性を模索している。「美味しいものを届けるのはもちろんだが、事業を通じて役に立つことが必要」と話し、今後は「市内の様々な場所でマルシェ（市場）を開き、地域活性化を進めていきたい」と意気込んだ。
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