昨年末からの全国的な風疹流行の事態を受けて、茅ヶ崎市と寒川町は風疹の予防接種費用の一部助成することが決定した。妊娠を希望している女性と現在妊娠している女性の夫またはパートナーが対象者となっている。
茅ヶ崎市と寒川町は、現在流行している風疹の拡大防止及び妊娠初期に感染すると障害をもった子どもが生まれる可能性のある「先天性風疹症候群」の発生を予防するため、補正予算を計上し、予防接種費用の一部助成を行う。助成期間は、茅ヶ崎市は5月15日(水)から2014年3月31日(月)まで。寒川町は5月13日(月)から3月31日(月)まで。ともに被接種者の自己負担額は3千円(生活保護受給世帯は全額公費負担)で、実施医療機関は、茅ヶ崎医師会に加入している接種協力医療機関。
予防接種は、「麻疹風疹混合ワクチン(MR)」で、助成は1回分。対象は、茅ヶ崎市民である【1】1990年4月1日以前に生まれた(満23歳以上)妊娠を予定または希望している女性と、【2】現在妊娠している女性の夫及びパートナーと、【3】1974(昭和49)年4月2日から1990(平成2)年4月1日生まれ(23歳以上39歳まで)の男性。寒川町では、接種日当日に寒川町民であることを前提とした【1】妊娠を予定または希望している女性と、【2】現在妊娠している女性の夫及びパートナーとしている。但し、【2】の場合には、妊娠している女性の母子健康手帳(写しも可)提示の証明が必要となる。
茅ヶ崎市保健福祉課は「抗体をもった人が増えれば、風疹の拡大も防ぐことができます。今回の助成をうまく使って、流行していることへの対策の一つとしてほしい」と話す。
詳細・問い合わせは、茅ヶ崎市保健福祉課【電話】0467・82・1111/寒川町健康・スポーツ課【電話】0467・74・1111へ。
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