一之宮小学校内にある寒川町文化財学習センターが11月1日で開館20周年を迎えた。これを記念して各種イベントが行われている。
同センターは町内から出土した土器や石器、町民から寄贈された民具や農具などを保管、整理、展示し、文化財の大切さを伝えてきた。埋蔵文化財は整理箱に換算すると1300箱以上、民具250点が保管されている。同館のイメージキャラクター「つりてくん」の10周年イベントなど、イベント事業も積極的に行っている。
開館当初は学校の敷地内ということもあり子どもの来場者も多かったが、校内セキュリティーの強化など時代の変遷の中で来場者も減り続けた。しかし、3年前から土曜日も開館するようになり、来場者の足も戻りつつあるという。
現在は開館20周年企画展「町の”小さな博物館”のあゆみ」を開催中。平成29年3月31日(金)まで、これまでの歴史を振り返ることができる。また、11月5日(土)からは同じく企画展「神奈川の国指定史跡とさむかわの遺跡」が開催される(期間は同じ)。開始日には関連講演会の予定も。
問合せは寒川町教育総務課社会教育担当【電話】0467・74・1111へ。
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