今年度から全国6市目の保健所政令市に移行した「茅ヶ崎市保健所」講堂で5日、開所式が開催された。当日は服部信明茅ヶ崎市長をはじめ、中島正信神奈川県副知事、寒川町の山本哲県議、茅ヶ崎市議会議員ら約50人が出席した。
同保健所は県茅ケ崎保健事務所の建物を借り受けて開設され、新たに保健企画課、地域保健課、保健予防課、食品衛生課、環境衛生課、健康増進課の6課を設置。これまで県茅ケ崎保健事務所が所管していた寒川町域の保健所業務も担い、茅ヶ崎市、寒川町住民の健康づくりの総合的な推進を目指していく。
あいさつに立った服部市長は保健所政令市に向けたこれまでの経緯を説明し「これからの業務が滞りなく進んでいくように所長をはじめ関係職員が一丸となって対応していかなければならない。地域の問題を解決できるような保健所にしていきたい」と述べた。
茅ヶ崎市の保健所政令市への移行は2013年2月、県が緊急財政対策として茅ケ崎保健福祉事務所を県衛生研究所内に移転させると発表したことが契機に。中核市への移行を見据え、茅ヶ崎市自ら保健所を設置・運営することを決めた。
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