海水浴シーズンを控え、茅ヶ崎市環境保全課は、県内13市町25カ所の海水浴場で行われた水質調査の結果を発表した。採水した海水は環境省の定める海水浴場水質判定基準で、水質AAとAの「適」、水質BとCの「可」、「不適」の5段階で評価される。サザンビーチちがさき海水浴場は昨年と同じ可Bだった。
調査は5月8日と11日の2日間に1日2回実施。ふん便性大腸菌群数、油膜の有無、COD(化学的酸素要求量)、透明度、腸管出血性大腸菌O157の有無、放射性物質(セシウム-134、セシウム-137)の項目について採水した海水を調べた。
茅ヶ崎市近隣の海水浴場では、藤沢市の片瀬西浜・鵠沼と平塚市の湘南ベルマーレひらつかビーチパークが昨年と同じ可Bを維持。藤沢市の片瀬東浜が適AAから可Bへ、藤沢市の辻堂と大磯町の大磯が適Aから可Bに低下した。
県内では適が昨年の10カ所から3カ所に減り、可が15カ所から22カ所に増えたが、不適となる海水浴場はなかった。
今年度のサザンビーチちがさき海水浴場の開設は、7月1日から8月31日までとなっている。
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