宮山の室田道場に所属する6人が6月11日に神奈川県立武道館で行われた「第16回神奈川県柔道形選手権」で上位入賞を果たした。
柔道の「形(かた)」とは、攻撃防御の理合いを習得するために行われるもので、2人で組んで行う。技を掛ける「取(とり)」と技を受ける「受(うけ)」に分かれ、手技、腰技、足技など、決められた手順で技を掛け、受け止め、それを反復する。双方ともオーバーアクションはマイナス点扱いとなり、正確性が求められる。時間は7〜8分の中で行われ、5人の審査員が評価する。マイナス点をいかに少なくするかで優劣が決まり、最初の礼法から厳しい目で採点される。
大井彗吾君(旭が丘中3年)と金子大和君(旭が丘中3年)は投の形中学生の部で優勝。「頑張って練習した成果が出た。1つだけミスがあってダメかと思ったが、優勝の知らせを聞いて嬉しかった」と大井君は喜びを語った。
小助川元喜君(伊勢原・石田小6年)と井上浬昇君(旭小6年)は準優勝。小助川君は「ミスが多かった。次は絶対に勝つ」と力強く宣言。井上君は「全国大会で頑張りたい。いつかは柔道で五輪に出たい」と将来に思いをはせた。
寺島新太君(旭小6年)と渡辺将君(旭小6年)は3位に入賞した。
同道場の室田次朗監督は「練習の成果を発揮してみんなよく頑張った。緊張状態の中で少しのミスだけでやり遂げたのはたいしたもの。次回に活かしてほしい」と総括した。
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