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もっと知りたい!『湘南こども園』【1】 50年の伝統「園児はわが子」 「入って良かったと言われる園にする」
今年4月に開園した寒川町初の認定こども園「湘南こども園」を紹介する新連載。第1回は、母体となった「ふじ幼児園」の歴史を紐解き、伝統ある園の特色に迫る。
学校法人正栄学園(林正幸理事長)の湘南保育グループの1つである「湘南こども園」は、誕生したての園でありながら、50年間培われた幼児教育の伝統が脈々と受け継がれている点に最大の特徴がある。母体となっているのは、1969(昭和44)年4月に開園し、地域に愛された認可外幼稚園「ふじ幼児園」。35年前、園児13人で廃園予定の園を引き受けたのが林理事長だった。
林理事長は大手電機メーカー出身のエンジニア。日々変化する社会のど真ん中で永年働いた経験から、「1人の人間として社会を生き抜くこと」を見据えた幼児教育をしたいと考えた。そこで基本方針としたのが「正しいしつけ(挨拶・返事・感謝)」「自立」「体力つくり」。湘南こども園を訪れると子ども達の元気な挨拶が響き渡っており、当時の方針が現在も徹底されていることが窺える。「教育関係者でも、園児の態度に驚くほど感心していますよ」と林理事長は微笑む。
同園の根幹の考え方となるモットーは、ふじ幼児園と同じく「園児はわが子」。次回連載で詳報予定の「重点保育項目」など先進的な取組みをしながらも、家庭的な雰囲気であることが保護者から高い支持を得ている理由。「入って良かった」と言われることを目標にして、先生全員が園児一人ひとりの顔と名前を覚えているという。
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