寒川柔友会出身の相田勇司選手(国学院大1年)が、9月8日に埼玉県で行われた全日本ジュニア柔道体重別選手権66kg級で優勝した。20歳以下の選手が体重別で日本一を競い合う大会で、相田選手は初出場で優勝という快挙を達成した。
相田選手は「素直に嬉しい。小さいころから目指していた日本一になれた。あまり優勝を意識せず一つずつ全力で戦ったのがよかった」と喜びを語る。「大学に入って質の高い練習を積めた。強い選手との練習が自分を高めてくれた」と冷静に分析する。
相田選手は小学校時代に寒川柔友会に所属し、三谷健代表の薫陶を受けてきた。「三谷先生に教わったことが、この大会に活かせた。感謝しかない」と話す。三谷代表も「とても魅力的な選手。世界でも勝ってくれるはず」と手放しで称えた。
今後は10月17日(水)からバハマで行われる世界大会に日本代表として出場する。「初めての海外での試合。国外の選手との対戦経験もない。そこはしっかりと対策して臨むつもりです」と表情を引き締める。この大会をステップに大きく飛躍することを誓った。
また、全日本ジュニアには同会出身の三谷桜選手も出場し、63kg級でベスト8入りを果たした。三谷選手は帝京高校の2年生で、相田選手と同じく小学校時代に同会に所属していた。三谷代表の息女。
寒川版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|