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もっと知りたい!『湘南こども園』【4】(最終回) 『国際人』育む3つのこと 国際感覚・理科教育・日本の伝統文化
寒川町初の認定こども園「湘南こども園」の全国に先駆けた取り組みを紹介する連載。最終回の今回は、世界で活躍できる『国際人』を育成するための3つの特別保育を紹介する。
『園児はわが子』をモットーとし、将来も考えた教育を行う湘南こども園。国際化が進む現代を生き抜ける『国際人』を目指し、【1】国際感覚【2】科学への興味【3】伝統文化の3つを養う特別保育を行っている。
国際感覚
年長を対象に行う「世界を知る」。異なる文化の国を紙芝居や実際の交流などで学ぶものだ。
先日は福祉・医療が発達するスウェーデンを扱った。80歳で日本の倍近い平均約20本も歯が残る予防医学先進国だと解説(=写真)。福祉の充実にも触れ、「福祉は『皆の幸せ』ということ」と説明すると園児は頷いていた。
理科教育
理科教育には林正幸理事長の積年の思いがある。林理事長は日立の研究者として日本の「ものづくり」を牽引してきたことから、理系人口の減少を危惧。幼少期の教育の必要性を感じ、国内外4500人の子供に理科教室を開催している。
同園でも、年長を対象に、電気や磁石など日常生活に関わる現象を実験で学ぶ。「幼児期から実験をして考えると、客観的思考力がぐんと伸びる。それは将来理系に進まなくても、社会を支える人になるための貴重な判断能力」と林理事長は話す。
日本の伝統文化
同園では、茶道、書道、そろばん、かるたなど、外部講師を招いて日本文化を学ぶ保育も実施。どれも集中力を必要とするもので、文化に親しむとともに、精神を鍛えることを目的としている。
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