試験放送からプレ放送へと順調に準備を進めているインターネットの「湘南さむかわラジオ」が4月1日(月)、正式に開局することが決まった。前日の3月31日(日)には式典が開催される。
昨年は試験放送を行い、今年からプレ放送へと移行した同局。寒川町商工会の一角に機材を設置して開設準備室が放送を続けており、寒川町の情報とともに心地よいカントリーミュージックを届けている。
現在は月曜日から金曜日で、午前10時から11時30分まで「モーニング・アイ・サムカワ」、午後1時30分から2時まで「サム・スウィート・アフターヌーン」、午後2時から「カントリー・ミュージック・デイズ」を放送している。夜は放送予定がなく、一時行っていた再放送も現在は行っていない。
同準備室は、今井静二さんの12年前の「思い」から始まり、4年前から計画がスタート。当初はコミュニティーFMでの開局を描いたが、コスト面で断念。インターネットのホームページにある再生ボタンをクリックするだけで聴取できる、インターネット局にすることにした。
今井さんは「大災害の多くは『想定外』という言葉でくくられているが、必要な情報さえ届いていれば、助かる命も多かったはず」と話し、地元ラジオの必要性を訴え、「台風の時に防災無線は聞こえません。広域のラジオでは各地区の詳しい情報は得られません」と話す。
同局は手作りの放送を続けており、協賛スポンサーやボランティアの手を必要としている。町内のイベントの際にはPRブースを開くことが多い。
詳しくは【携帯電話】090・4962・4720今井さんへ。
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