7日に投開票された統一地方選挙前半戦の神奈川県議会議員選挙の当選証書付与式が10日、寒川町役場であり、町選挙管理員会の小島信男委員長が、2度目の当選を果たした山本哲氏(49)に当選証書を手渡した。
小島委員長は「寒川町選挙区においては立候補者が1人ということで無投票となった。山本さんには過去4年間の上にさらに実績を積み、町県とのパイプ役を担い町の発展と町民の幸せのために尽力頂きたい。健康にも十分留意して公職選挙法のルールに反することなく正々堂々と活躍して頂くことを期待している」と山本氏を激励した。
県議選の寒川町選挙区は山本氏以外に立候補がなく、2007年以来12年ぶりに無投票で、県全体の48選挙区のうち、過去最多となる13選挙区で無投票となった。
黒岩氏が8割
同日に行われた県知事選挙は投票が行われ、寒川町選挙区の投票率は過去2番目に低い24・76%。当選した現職の黒岩祐治氏(64)=無所属・自民・国民民主・公明推薦が全体のおよそ8割にあたる7730票を集めた。新人の岸牧子氏(62)=無所属・共産推薦は1998票だった。
「新しい元号、常に意識したい」
無投票で再選を果たした山本氏の声。
――無投票での2期目当選となりました
今回の選挙ではあらためて投票の大切さを痛感した。候補者が政策をぶつけ合い町民に選んで頂くことが重要だと感じた。2期目も引き続き、気を緩めることなく隙を見せずに、町のためにやっていきたい。
――2期目に向けて念頭に置くことは
湘南地域はまだ少しずつでも人口が増えているが、いずれ人口減少に転じるとの予測もある。そうしたなか、どのようにして寒川町を訪れてもらい選んでもらえるかを念頭におき、地域経済を活発にしていくことを柱にまちづくりに携わっていきたい。
――平成から令和へと時代が代わる
「れいわ」という響きには凛としたイメージを感じる。元号については様々なご意見もあるが、新しい元号をしっかりと意識して、自覚と責任を果たしていきたい。
※ ※ ※
▽山本哲氏…自民党当選2回。自民党高座郡寒川町連合支部長。寒川町市P連会長、茅ヶ崎青年会議所理事長などを歴任し、2015年に県議初当選。1969年生まれ、岡田在住。両親と妻、娘2人の6人家族。
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