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健診結果「要再検査」「要精密検査」が出たら… 茅ヶ崎徳洲会病院医療レポート【13】 二次検査に健診の真価 健康管理センター長・検査科部長 津田英哉
市民検診の結果が届く時期だ。「『要再検査・精密検査』だけど二次検診は面倒」という声も。健康診断の“効能”を向上させる二次検診のススメについて、茅ヶ崎徳洲会病院・健康管理センター長の津田英哉医師に話を聞いた。
「私たちの仕事は、再検査を受けにくる方が抱かれている不安を取り除くこと。健診に特化した当センターに求められているのは『なぜその数値が出たのか』『どうすればいいのか』を分かりやすく説明すること」と津田部長は穏やかに話す。
二次検査に二の足を踏ませるのが「再検査後『異常なし』と診断され戸惑った」というケース。津田部長は「疾患ではない、という意味では『異常なし』ですが、『そのままで大丈夫』では決してない」と警鐘を鳴らす。
寝覚めが悪い、疲れやすいなどのサインは見過ごされやすく「肝臓に限らず、ほぼ全ての臓器は“沈黙の臓器”と化している」(津田部長)。「健診結果は日々の体の状態を一定のタイミングで切り取った数値。前年、一昨年の数値と比較することで体の不調が見えてくる」と津田部長は力を込める。病気の早期発見をつかみ、不調の理由、今後の対処方法の指針をつかむ。これが健診の真価だ。「地域のかかりつけ医として、気軽にご相談ください」【取材協力・茅ヶ崎徳洲会病院】
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