寒川のシクラメンが出荷ピークを迎え、町内の生産農家は出荷に向けた「葉組み」作業などが忙しくなっている。
根岸農園(宮山)の温室は一面鮮やかなピンクや紅色などの花びらで埋め尽くされた。1年ほど前に種まきし、3ヶ月ごとに鉢を移し替えながら育て上げたもの。今年は梅雨が長く酷暑も続いたため、ハウス内では扇風機をあて、遮光して守ったという。秋になってからは天候が改善、無事に出荷シーズンにこぎつけた。町内には生産農家が5軒あり、同園では約50種・大小合わせて約4500株を生産する。
根岸茂和さん(62)は「家の中ではレースカーテンごし程度の光で育てるのがコツ。暖房器具の近くは避けて」と話していた。
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