マイクロプラスチックについて、県環境科学センターが1月25日に町民センターで講演し、地元相模湾沿岸での調査などを紹介した。マイクロプラスチックは細かくなったプラスチックごみなどのことで、川や海で化学物質を吸着し、それを魚や鳥などが食べ、食物連鎖で有害物質が濃縮される懸念も指摘される。
県の調査によると、マイクロプラスチックの種類や量は場所によってさまざまで、人工芝などのプラ製品やクッションの充填用ビーズ、発泡スチロール破片、さらに樹脂の粒に詰めた肥料の殻も確認されている。内陸から河川で海に流れ出たものと思われ、春先に多く見つかるという。県ではさらにプラスチックの状況を探るため、昨年からは相模川で網を使った調査にも着手している。
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