東京五輪に向けて改修工事が行われていた小田急線片瀬江ノ島駅の外観工事が概ね完了し、先月28日から新駅舎の一部供用が始まった。神社仏閣などに用いられる「竜宮造り」の技法で造られ、新駅舎の建物の上部には「五頭龍(ごずりゅう)と天女の伝説」に基づき、窓ガラスに天女、5カ所に龍があしらわれている。また屋根には海を連想させるイルカの像が設置されている。
コンコースの天井では、全長約15mの迫力のある龍の彫刻が乗客を出迎える。駅内の一角には、新江ノ島水族館と協力し、ミズクラゲを展示する直径約2mの円形水槽も設置する予定。
コンコースも拡がり、トイレの個室や多目的トイレを増やし、女性用パウダーコーナーを新設。今後はさらに工事を進め5月の完成を目指す。
江の島の玄関口として、観光客でにぎわう片瀬江ノ島駅。1929年に開設されてから長年、「竜宮城」の愛称で親しまれてきたが老朽化に伴い、一昨年2月から改良工事が進められていた。
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