寒川が拠点のサッカークラブ・フットワーククラブに所属する齊藤陸海さん(県立平塚ろう学校高等部2年生)がデフ(聴覚障がい者)サッカー、U―23男子日本代表候補の一人として練習に励んでいる。
2021年にはブラジルで「デフリンピック」が開かれる。齊藤さんは聴覚障害2級。公式戦では補聴器の着用も認められておらず、アイコンタクトのや身振り手振りが重要で、ハーフタイムなどの際は手話を交わすことも。普段の練習ではスマホも活用し、文字で仲間や指導者とやりとりしている。
小学4年生からフットサルを、小学校6年でサッカーを始めた。U―23男子日本代表合宿への参加連絡があったのは、2018年11月頃、中等部3年生のときだった。代表合宿はこれまでに県内外で定期的に開かれてきたが、新型コロナの影響を受け、2月に徳島県で行われてから中断した。代表選手は合宿などを通じて人選され、大会の3カ月ほど前に発表されるという。齊藤さんは「代表になるためにどんなプレーをしたら良いのか考え、高校時代に極めるべきことを意識したい」とコメントしている。
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