寒川 経済
公開日:2020.10.23
いずみ野線延伸関連
「B駅」周辺構想具体化へ
いずみ野線延伸で新駅が想定されている区域(慶大キャンパス付近)で、9月に地権者296人による土地区画整理準備会が立ち上がった。今後、民間の事業化検討パートナーを選び、事業計画案を固め、実施設計などを目指す。
区域は「健康と文化の森地区」の約36ヘクタールで、まちづくりのビジョンは「みらいを創造するキャンパスタウン」。SDGs(持続可能な開発目標)の視点を取り入れながら、▽環境共生▽健康・医療▽農の3つの柱をテーマに据える。具体的な将来像としては、情報・環境・医療などの分野で企業や研究所を誘致し、研究開発機能を集積。また駅周辺などに実証・実験フィールド、シェアオフィス、コンベンションスペースなども設け、産官学の連携を後押しするという。
いずみ野線延伸は先行的に湘南台駅〜慶大付近に至る区間の検討が進んでおり、秋葉台公園付近にA駅(地下駅)、慶大付近にB駅(地上駅)を設け、将来的に倉見駅までつなぐ構想がある。倉見には寒川町などが新幹線新駅の誘致を目指しているほか、近くには倉見と平塚市大神をつなぐ新橋の計画、藤沢市宮原付近から寒川北ICをつなぐ道路の計画がある。
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