県が相模川沿いに整備を進める、さがみグリーンライン自転車道(県道409号)がこのほど倉見駅近くまで完成した。この1年をかけ、海老名市内と寒川町内の合わせて約2・2Km分を新たに整備していた。
この自転車道は、豊かな自然を感じながらサイクリングや散策が楽しめる道として計画され、将来は相模川の座架依橋(座間市)から河口までをつなぐ構想(21Km)。このうち海老名市の河原口から、目久尻川の河口付近(一之宮)までを「先行整備区間」としており、4月1日時点でそのうちの半分(約5Km)が完成したことになる。
今年度は新幹線より南側を施工する予定で、先行区間を2025年度までに完成させる目標だ。新たに開通した区間では早くもペット連れの歩行者やランナーが行き交っている。ジョギング中の男性は「ここでマラソン大会を企画してほしい」と話していた。
湘南台大神線は県道410号に
さがみグリーンライン自転車道は県道409号で、倉見スポーツ公園横には新しい標識が立った=写真。この409号に次ぐ「410号」にこの春認定されたのが、同じ倉見を通る湘南台大神線だ。このルートは湘南台から慶大キャンパス付近を経て産業道路(北IC)、さらに新設橋で相模川を越えて平塚市大神に至る計画。寒川町の区間は設計も行われており、今年度から用地買収が始まる。
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