一年で最も日が長い夏至(6月21日)に、観光協会が寒川神社近くの西善院と中央公園で日没シーンをネット中継した。寒川神社の位置は春分の日になると日没が富士山へと沈み、夏至は大山に沈む(ほぼダイヤモンド大山)、その2つの太陽の動きのラインが交差する場所でもある。
観光協会では昨年も中央公園で中継したが、曇りで手描きの絵などで解説を発信した。今年は雲も少なめで、オレンジがかった太陽は空を明るく照らしながら大山付近にさしかかった。夕暮れの光は参集殿の方から西善院の本堂へ伸び、本尊の阿弥陀如来像前の仏具を荘厳した。小林善信住職(65)は「昔は建物も木々も少なかった。昔の人はみな、この夕暮れを見ていたのだろう」と感慨深げだった。
![]() 本堂の奥へと光が
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