意見広告・議会報告
県政報告㊸ 基本的な感染防止対策徹底を 神奈川県議会議員 山 本 哲
昨年は、コロナ禍のなか、無観客での開催となった、2020東京オリンピック・パラリンピック競技大会。本大会は、選手にとっても1年の延期と、限られた制限に強いられながらトレーニングに励むなど、色々な思いのなかで開催されました。
選手からのメダルを超えた大きな感動と勇気が今でも思い起こされます。今年も、新変異株オミクロン型の拡大が懸念されています。新年を迎え、改めて基本的な感染防止対策を徹底して、徐々に日常を取戻して行きましょう。
現在、公立小学校では担任の先生が、ほぼ全ての教科を指導する「学級担任制」によって、児童は1日の授業や学校での生活を送っています。そうしたなか、昨年1月の中央教育審議会が取りまとめた答申で、小学校5、6年生を対象に2022年度を目途に、それぞれの教科の教員が教科毎に日々の授業を通じて児童に関わっていく、「教科担任制」を本格導入すると明らかにされました。
「教科担任制」は「学級担任制」と比べて、教員それぞれの専門性を活かした特定の教科を指導することで、より授業の質が高まり、児童の学力向上につながるものと考えられるほか、複数の教員がそれぞれの視点から児童に係ることで、児童ひとり一人の良さや可能性を新たに見出し、伸ばしていくことなどが可能と考えられています。また、多面的な視点での指導により、いじめの早期発見にも効果が期待できるとしています。
今後、小学校高学年の「教科担任制」については、「国の動きを注視しつつ」としたうえで、神奈川県教育委員会として、その導入に向けて検討するとしています。令和3年第3回 後期定例会 本会議で自民党神奈川県議団の代表質問に桐谷県教育長が答弁致しました。今年も県政報告等を通じて議会活動の「見える化」に取り組んで参ります。
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