寒川駅と倉見駅の「てんとう虫ポスト」が、2月中旬に撤去された。有害図書を回収するために町青少年環境浄化推進協議会が40年ほど前、設置したもの。
かつて町内にあった有害図書などの自動販売機が20年ほど前にすべて撤去され、かつてコンビニでも売られていた成人向け雑誌も減少。こうした「有害」なものがネット上に場所を変えている背景もある。
名前の由来は、害虫のアブラムシを食べてしまうてんとう虫。これまで寒川駅の北口南口に2カ所、宮山駅、倉見駅に置かれ、会員が毎月内部の清掃や回収を続けてきた。雑誌やDVDなどが回収され、3月の引越しシーズンや夏休み後に量が増えるなど、季節で変動した。「ゴミを捨てないで」と注意を貼っていたが、それでもゴミを入れる悪質な行為もあったという。
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