小出川・大曲橋の隣にある「河童徳利ひろば」が3月28日にオープンし、シートで隠されていたブロンズの河童像がお目見えした。
この公園は寒川町と茅ヶ崎市との境にあり、地域に伝わる「河童徳利」の民話を伝承するため、地元の意見を反映させながら市が整備したもの。像は高さ約1・2mで、彫刻家の高崎哲さんが作った原型をもとに、都内の企業が鋳造した。
物語に登場する河童は自分を助けてくれた主人公・五郎兵衛への恩返しに「いくらでも酒が出る」とっくりを持って現れる。主人公は酒びたりになって怠け者になるが大切に飼っていた馬が痩せ細るのを見て、元の働き者へと改心してゆく。
小出川に面した新公園には広い芝生があり、とっくりから流れ出る井戸水が池になっている。そのほとりには小出川から水を引くための堰の一部も移設されている。
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