寒川町のブランドスローガン「『高座』のこころ。」のメインブランドカラーを使用し、全体をラッピングした郵便ポストが、JR寒川駅北口前と寒川町役場前に設置され、3月28日から供用が開始された。
寒川町と日本郵政は、昨年10月1日に包括連携協定を結んでおり、安心・安全な暮らしの実現や災害時の協力、子ども育成支援などの連携を進めてきた。そのなかに、町のブランド醸成も盛り込まれており、今回はその一環の事業となる。
町内に郵便ポストは44カ所あり、そのうち2カ所をラッピング。これまで設置されていたポストは撤去され、設置面積は変わらぬまま、縦方向にサイズアップした郵便ポストが新設された。
投函口には「こころをおくる」との文字が記されており、町は「心からの想いをきちんと伝えたくなる『手紙』をラッピングポストに投函することで、大事なつながりを再認識するきっかけになれば」としている。
レトロとモダンの融合
デザインしたのは、町から委嘱され2017年度から同町のコミュニケーションデザインのディレクションなどを担当するマーケティングマネージャーの池山悦朗さん。池山さんは「メインブランドカラーの落ち着いたブラウンとサブブランドカラーの爽やかなグリーンやブルーを施して一見、歴史を感じさせるレトロな雰囲気を感じさせながらも、モダンな一面も併せ持つデザインを目指した」という。
ポスト以外にも、コミュニティバスやバス停などの公共物にも同じく統一性を持たせたブランドカラーやマークが施されており、町の景観デザインを美しく整えていく役割を担う。
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