茅ヶ崎商工会議所の会員限定企画として、茅ヶ崎市民文化会館で8月2日に開催された音楽イベントに、俳優で歌手の加山雄三さんが出演した。加山さんは生まれ育った茅ヶ崎に感謝の言葉を述べ、名曲を披露。満員の観客は魅了された。
1部のトークショーでは、茅ヶ崎在住のフリーアナウンサー・徳光和夫さんが司会を務め、加山さんと音楽仲間のブレッド&バター、南佳孝さん、ザ・ワイルドワンズがゲストで出演。思い出に残るエピソードなどを語り合ったほか、それぞれがステージを披露するなど熱く盛り上げた。
大歓声の中登場
熱気に包まれる中、第2部では満場の拍手に迎えられ加山さんが登場。「さあ、いく?」との掛け声でコンサートがスタートした。
「えぼし岩にどうしても行きたくて、自分で船を作って行った。えぼし岩はおれを男にしてくれた」と、地元への深い愛着を示した加山さん。自身は年内限りでコンサート活動を引退する意向を表明しているが、観客の手拍子、たくさんの声援にも手を振って応えながら、会場全体に響き渡るパワフルな声量で8曲を歌い上げた。
ラストを締めくくった「君といつまでも」では、それまで座っていた椅子から立ち上がっての熱唱。「幸せだなあ、茅ヶ崎で歌えるなんて最高の幸せだよ。いつまでも忘れないぞ。いいだろ」と地元ならではのセリフが飛び出すと、大きな歓声が沸き起こった。
イベントはセレモニーを行った後、出演者全員で「旅人よ」を歌い、観客からの名残り惜しむ声とともに終幕した。
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