寒川神社の正月の風物詩である「迎春ねぶた」が、12月20日(火)から神門に設置される。今回は「瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)と木花咲耶姫(このはなさくやひめ)」を題材に、横幅9m、高さ2・7mの作品を、ねぶた祭で県知事賞等の受賞歴を持つ青森ねぶた師の北村春一さんが制作を手掛けた。20日午後4時30分からお囃子が奉納され、その後ねぶたが点灯。設置期間は来年2月23日(木)までで、日没から午後10時まで点灯する(三が日は常時点灯)。
迎春ねぶたの題材となった瓊瓊杵尊は、国家安泰と五穀豊穣の神様として、また木花咲耶姫は櫻の花の咲き誇るような美しさと共に、3人の子どもを火の中の産屋で出産した安産と子授けの神様。中央の子どもは後のの神武天皇の祖父にあたる火遠理命(ほおりのみこと)を描いている=イメージ画参照。
北村さんは「本作品は家族の絆をテーマに、神々がこの世を祝福しているかのような姿にすることで、来年が皆さまにとって幸福でありますよう祈念して制作致しました」とコメントを寄せた。
交通規制は例年通り
寒川神社周辺の交通規制は、例年通り12月31日午後10時から1月3日午後5時まで、一部を車両通行禁止や一方通行化する。町町民安全課では「公共交通機関の利用を。規制区域内での自転車通行はご遠慮ください」と呼び掛けている。
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