寒川町の自然や施設・街並など豊かな資源を紹介し、映画・ドラマ・CM等の制作支援を行う「SAMUKAWAフィルムコミッション」。町広報戦略課が昨年度から本格的に誘致活動を始め、これまでに135件の相談、37件のロケが町内で実施された。
現在、全国の劇場で公開中の映画「イチケイのカラス」もその一つ。「都心からアクセスしやすいのに、高い建物が少なく空が広く感じられる。映画のイメージにピッタリ」とロケ地に選ばれ、昨夏、2日間にわたり、川とのふれあい公園などで撮影が行われた。
撮影には、小学生から高齢者まで延べ60人の町民エキストラが協力。休憩中、俳優と子どもたちがキャッチボールをする場面なども見られ、「役者さんの意外な一面が見られてうれしかった」等の声が聞かれた。撮影クルーは「寒川町の皆さんはとても協力的でスムーズに進めることができた。ぜひ、また撮影に訪れたい」と話していた。
「町を誇らしく思えた」
出演したエキストラからは「住んでいる町を誇らしく思えた」等の感想が多く届いているという。同課では、「町民の皆さんの協力的な雰囲気に感謝しています。町のすべてが魅力ある資源です。撮影地やエキストラ登録も受け付けているので、ぜひ一緒に盛り上げていきましょう」と話している。
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