湘南寒川リトルシニア(酒井明広監督・部員68人)が、55チームで争われた「2023オリエンタルフーズカップ南関東支部秋季大会」を勝ち進み、見事関東大会出場を決めた。同チームは5季連続で関東大会出場を果たしている。
湘南寒川は初戦、大和・横浜旭に7対0で快勝すると、2回戦の川崎西を13対10で撃破。続く3回戦では、富士に4対3で競り勝ち、この時点でベスト8となり関東出場を決めた。
準々決勝の相手は強豪で知られる横浜緑。ともに無得点で5回を終え、勝負は後半戦へ。6回表に3ランを浴び先制されるも、6回裏での3ランで追いつくなど、両者一歩も譲らない展開に。その後、押し出しにより4対3で接戦を制した。
9月18日の準決勝では小笠花岡と対戦。お互いに一歩も引かない試合となったものの、最終的に6対7で惜敗を喫した。湘南寒川は9月24日の3位決定戦に挑む。
スローガンは「考動力」
湘南寒川は、寒川や茅ヶ崎、平塚を活動拠点とした中学硬式野球チーム。発足5年目の若いチームだが、「文武両道を目指す」酒井監督が寒川町内で野球アカデミーや学習塾を運営し、メンバーが野球に打ち込める環境を整えてきた。酒井監督は、「選手たちと話しをする機会も増え、チーム全体が一つにまとまってきた」といい、関東大会5季連続出場に手ごたえを感じている。
チームスローガンは「考動力」。自ら考え、行動できる選手の育成に向け、試合前には選手だけでミーティングを実施するなど自主性を育んできた。
関東大会は10月1日から。「考える野球」で勝利を積み重ね、全国出場を目指す。
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