サッカーJ1・第33節の湘南ベルマーレ対横浜FC戦が11月25日、ニッパツ三ツ沢球技場(横浜)で行われ、ベルマーレが1対0で勝利し最終節を残して残留を決めた。
試合前まで勝ち点31で18チーム中17位のベルマーレは、勝ち点29で最下位の横浜FCと残留を懸けた神奈川ダービーに臨んだ。
互いに得点を奪えないまま後半を迎える中、均衡を破ったのはベルマーレだった。後半開始4分、コーナーキックの流れから主将の大岩一貴選手が待望の先制ゴール。その後は横浜FCの猛攻を受けるが、前節まで6試合中4試合無失点のベルマーレ守備陣が最後まで得点を許さず、歓喜の瞬間を迎えた。
試合終了後には、J1残留に涙を流す選手や、サポーターらと共に勝利のダンスで喜びを分かち合う姿が見られた。
大一番で勝利を手繰り寄せるゴールを決めた大岩選手は、試合後の会見でサポーターに向けて「心強かったですし、アウェーという感じがしなかった。本当にサポーターの皆さんのおかげだと思っています」と感謝を口にした。ソン・ボムグン選手は「サポーターに感謝しています。すべての選手たちが難しい状況があったなかで勝ちきって残留できた」と喜びをかみしめた。
山口智監督は「残留というものを確定できたのは大きな成果になると思う」とゲームを振り返った。
ベルマーレは、12月3日(日)の最終節でFC東京をホームに迎える。
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