寒川町内で活動してきたボランティア団体「観光サポーター」と「観光ボランティアガイドの会」が一つになり、「さむかわ観光ガイドクラブ(金子登喜男会長・22人)」が発足した。町観光協会が実施するさまざまな事業等に協力しながら町の魅力を伝え、地域振興に寄与する。
前身となる「観光サポーター」はこれまで、桜まつりや神輿まつり、冬のひまわり事業など、町観光協会事業のサポートを主な仕事としてきた。「観光ボランティアガイドの会」は、年間10回を超える町内の観光史跡や神社仏閣などを巡る観光ウォークの実施や、依頼ガイドなどを行ってきた。別々の組織として長らく活動してきたが、昨年末に合同会議を行った際に合併の提案があり、賛成多数で一つの会になることが決まった。町観光協会との定例会議も決まり、互いに意見を交換しながら寒川町の魅力発信に努める。
同クラブの金子会長は、「常日頃、事故なく、無事に楽しんいただくことを心掛けている。おもてなしの気持ちで接し、来て良かった、また来ようと思っていただけるよう努めたい」と意気込んでいる。
「高齢化」課題も
需要が増える観光ガイドだが、「高齢化」が進み体力維持が課題だという。「定年後の生きがい作りで、60代の加入があればうれしい」と言い、入会後の研修も用意されている。同クラブでは、「町の観光事業に興味がある方、歴史が好きな方、ウォーキングが好きな方などお待ちしております」と話している。興味のある人は町観光協会(【電話】0467・75・9051)へ連絡を。
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