寒川町は6月4日に開会した町議会第1回定例会6月会議に、一般会計に7億9559万円を追加する補正予算案を提出した。補正後の総額は184億5222万円。そのほか、2件の報告と藤沢市とのし尿等処理に関する事務委託についてなど、合わせて8件の議案を提出した。
補正予算案には、低所得世帯への10万円支給や18歳以下の児童へ5万円を給付する「低所得世帯支援給付金給付事業」に1億9219万8千円、6月1日から始まった所得税と住民税の定額減税で減税しきれない分を給付で補うための事業費として4億4204万6千円などを計上した。
その他、65歳以上の高齢者と60歳から64歳の基礎疾患のある人に対して新型コロナウイルスワクチンが今年度から予防接種法により定期接種に位置づけられたことに伴い、秋から冬にかけて接種を行うための「高齢者予防接種事業費」として1億332万6千円、公園やスポーツ施設、町内全小中学校グラウンドへのAED設置費用などが盛り込まれた。
町議会定例会は6月21日(金)まで開催され、最終日に採決が行われる。
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