茅ヶ崎市・寒川町にあるパチンコ店14店舗が加盟する『茅ヶ崎・寒川遊技場組合』が、応急手当の普及啓発促進の支援として応急手当普及啓発資機材(訓練用AED)を寒川町に寄贈した。
寒川町内では、公共機関など73施設83台のAEDが現在設置されている。また寒川町消防本部では、年間約3000人が普通救命講習会や応急手当訓練を受講し、心肺蘇生法やAEDの取り扱いについて学んでいるという。
寄贈式当日の12月11日には組合長の趙元来氏をはじめ、副組合長の永井奉石氏、幹事の奥田武夫氏が木村俊雄寒川町長を訪ね、寒川町からは消防本部などが対応した。
受け取った木村町長は「4人に1人が65歳以上となる高齢化社会を迎え、救急搬送の数も2000件を超えていると聞いています。訓練用の器材をいただけるのはたいへんありがたい。ひとりでも多くの命が助かることにつながれば」と話した。消防本部では「救命に必要な技術や知識をより多くの町民が学べるよう、寄贈していただいた器材をしっかり活用して、命の大切さを伝えたい」と話した。
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