茅ケ崎警察署(倉持英彰署長)で7月25日、高校生を対象にした職場体験・業務説明会が開かれ、同署管内(茅ヶ崎市、寒川町)から警察官志望の男女2人が参加した。
9月の警察官採用試験を前に、警察官に興味のある高校生に署の様子や業務を体験してもらい優秀な人材の確保につなげようと、今年初めて企画したもの。夏休み前に管内の高校に呼び掛け参加者を募っていた。
2人は警察官の仕事や採用試験、警察学校の生活などについて説明を受け、装備品や白バイ、パトカーなどを見学した。鑑識活動の説明では、刑事課鑑識係の吉岡憲司警部補の指導で指紋の採取に挑戦。実際に鑑識が使用している道具を使い、ビンや紙から残された指紋を浮かび上がらせた。
茅ケ崎高校3年の佐藤亨さんは「指紋採取に色々な方法があり驚いた。刑事志望だが鑑識もいいなと思った」、寒川高校3年の青池芽衣さんは「警察官はずっとなりたい職業の一つだった。刑事になって捜査をしてみたい」とそれぞれの思いを強めていた。茅ケ崎署では今後も継続的に業務説明会を開催していく予定。
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