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もっと知りたい!『湘南こども園』【2】 「教育熱心な先生」多いワケ 独自の教育システム「サイクル保育」とは
今年4月に開園した寒川町初の認定こども園「湘南こども園」を紹介する連載。第2回は、教育の質を向上し続けるために長年独自に取り組んでいる「サイクル保育」に迫る。
「サイクル保育」とは、現代人が抱える問題から「幼児期に教育しておくべきこと」を重点保育テーマとして設定し実践する教育システム。湘南こども園は「園児はわが子」がモットーで、卒業後の人生も考えて園児と向き合うべきと、前身のふじ幼児園から導入している。
過去のテーマは「親に対する感謝」「むし歯ゼロ=次回連載で詳報」など。1年かけて1つの新たなテーマに取り組むほか、過去テーマで得た成果も継続して実践していくため、教育の質の向上が狙える。湘南保育グループの林正幸理事長は「当園教諭は専門家と意見交換してテーマを研究する。『教育熱心な先生が多い』と保護者に評価して頂けるのは、教育を考える時間がとても多いからなのです」と話す。
今年は「バランス感覚」
今年度のテーマは、「バランス感覚の育成」。「人や食べ物の好き嫌いが多い」「生活リズムの偏り」など、現代人の身体・思考のバランスの乱れを、幼児のうちに対処したいと考えた。【1】自己主張と自己抑制(根本保育教諭)、【2】睡眠のバランス(吉村保育教諭)、【3】苦手なものでも食べよう(眞砂栄養士)の3つ(カッコ内は推進担当者)をサブテーマに設定。「バランス感覚には、忍耐力や譲歩が必要。身体・思考、様々な面でバランスのとれた人間の育成を目指す」と林理事長は力を込めた。
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