寒川町が4月から申請書に記載する性別欄を「男・女」の二択から自由に書き込める空欄に変えたり、欄そのものを廃止している。
性別の記入に抵抗のある人への配慮などから、町は先進事例を参考に190件の書類の見直しに着手。130件で性別記入欄を廃止、60件で記載方法を自由記入欄にした。欄の廃止が難しい理由としては、医療や保育関連で配慮が必要だったり、法令上求められているケースがあるという。
こうした動きは他の自治体にもあり、申請書以外にも変化が表れている。厚労省は4月に性別欄を空欄にした履歴書の様式を発表した。町職員の採用では今年度は応募の電子申請で性別を選ぶ形だが、履歴書はこうした新様式も提出できる。
押印ほぼ廃止
町では押印(小さな「印」の字を〇で囲ったマーク)の見直しも進めており、検討対象となった741件のうち670件で押印を廃止することに。押印を求める書式を残すとオンライン申請などネット活用のハードルになるため、全国的に廃止する流れがある。
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