紫外線使った空気清浄機大小137台を追加購入
寒川町が新型コロナ対策第8弾の一部として、町立の8小中学校で除菌コーティング剤を塗布する構想を発表した。
光触媒の作用でウイルスや菌を不活性化させるもので、事業費2893万円を補正予算案に計上した。3月末までをめどに教室の壁や机、体育館、給食室など延べ5万平方メートル以上に施工する計画。
各学校ではアルコールで机を拭くなどして感染防止を図っているが、さらに感染しにくい環境に変える。小学校の児童の多くはワクチン接種の対象外で優先的に施工する事にした。新型コロナだけでなく、ノロウイルス感染なども防ぐねらいがある。また役場も来訪者が多いカウンターや手すり、トイレなどにもコーティング剤を吹き付ける。
町は9月に感染防止の一環で、紫外線を使った空気清浄機を28台導入していた。大型のものは100畳以上のスペースにも対応し、すでに役場1階フロアで使っている。
補正予算案では、さらに大小の清浄機137台を追加導入するため約2150万円を計上した。役場や総合体育館、図書館などに設置する。
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