寒川町は、自転車による周遊観光の促進や地域活性化を目的に、「寒川駅東側踏切横」に専用ポートを設置し、4月21日からシェアサイクルサービスの運用を開始した。県と寒川町を含む4市3町からなる湘南地域自転車観光推進協議会では、湘南地域の観光地としての魅力を高めようと、2019年から同サービスの実証実験に取り組んでいる。
使用するのは、江ノ島電鉄(藤沢市)が運営するサービス「SHONAN PEDAL」。Open Street(東京都)の手がけるアプリ「HELLO CYCLING」をダウンロードして利用することで、近場にある自転車の検索から予約、支払いをスマートフォンで行える。
30分130円で利用
料金は30分130円で延長15分100円。12時間最大1800円となっている。自転車の返却は、「HELLO CYCLING」のロゴがある駐輪場であれば、どこでも可能。
2次交通としての役割も
シェアサイクルは、日常生活の利用としても利便性が高いほか、駅から離れた魅力ある観光地や飲食店へのアクセス向上により地域活性化の一助にと期待されている。さらに、「密」を避けた移動手段としての需要も高まっている。町産業振興課は、「自転車でしか発見できない寒川町の新たな魅力を発見してほしい」と話している。
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