横浜赤レンガ倉庫内のイベント広場・赤レンガパークで6月4日・5日、「YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL 2022」が開かれ、BMXフリースタイル・フラットランド種目の大会として開催された「FLATARK produced by ARK LEAGUE」で、プロライダーの田圓(たまる)尚人さん(30・宮山在住)が優勝した。さらに、寒川東中学2年の森谷天斗(たかと)さん(13)が準優勝し、寒川勢の強さを見せつけた。
田圓さん「結果出すつもりだった」
3年ぶりに日本選手権として開催された今大会では、日本中のBMXライダーたちによる熱い戦いが繰り広げられた。
田圓さんが出場したのは、最上級クラスとなるオープンクラス。国内のトップライダー17人が参加し、予選から接戦が続いた。
各選手ともに独創的なトリックを披露するなか、田圓さんは5位で予選を通過。世界王者経験者が多数残る決勝では、自転車を360度回すオリジナルのトリック「気円斬」を見事メイクし、優勝に輝いた。
アークリーグの運営メンバーとしても長年大会を支えてきた田圓さん。過去の同大会でも選手として試合に出場してきたが、タイトルを獲得したのは今回が初。「結果を出すつもりだった。若い選手もたくさんいるので、自分もこれからさらに成長していきたい」と話した。
次は、8月のスイス大会に出場する。
森谷さん「来年は1位目指す」
オープンクラスに最年少で出場した森谷さん。5歳頃からBMXを始め、長野県で暮らしながら全国の練習場に出向いて技の精度を高め、さまざまな大会に出場した。
「トップライダーと一緒に乗りたい」という森谷さんの願いを叶えるべく、家族で移住を決意。寒川には、世界タイトルを何度も獲得している内野洋平さんが手掛ける施設「THE PARK」があることから、小学5年の時、引っ越してきた。
大会結果を受けて森谷さんは、「おどろきすぎて言葉にならなかった。今回はラッキーだった。来年は実力で1位を獲りたい」と意気込んだ。
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