NPO法人湘南平塚パークゴルフ協会 理事長 鈴木末吉(すえきち)さん 御殿在住 66歳
”楽しみの共有”生きがい
○…6月30日に開かれる「市制施行80周年記念パークゴルフ大会」。そのサポート役を務める。まだまだ市内では認知度の低いパークゴルフを多くの人に知ってもらおうと、当日は会員と共に競技ルールの説明などを行う。パークゴルフを始めたのは10年前。「なんて面白いスポーツなんだ。普通のゴルフよりも気軽だし簡単だから、子どもからお年寄りまでみんなで一緒に楽しめる」と、すっかり虜になった。
○…05年に前身となる「平塚パークゴルフ愛好会」を結成した。毎週日曜日に一般向けの体験会を開催し、まずはパークゴルフの面白さを知ってもらうことから始めた。どこでも練習できるように、移動式カップも独自に考案した。「お手製のPRチラシを持って、市内の公民館、スーパーを駆け回ったこともある」と話は尽きない。現在会員は50人以上で、年齢、性別の垣根を越えて、和気あいあいとプレイを楽しんでいるという。
○…生まれも育ちも平塚。市内の工場に20年務めた後、旺盛な好奇心を原動力に、様々な業種を体験。現在は、自宅の一部で整体院を開業している。「腰痛の持病があってね。自分と同じ境遇の人の手助けができればと思った」と話す。52歳で専門学校に通い、一から整体の勉強をした。「ここに来て元気になって帰ってくれたら」とほほ笑む。
○…妻や娘、孫たちもパークゴルフはお気に入りのよう。「3世代で一緒に楽しめるスポーツはなかなかないよ」と満面の笑みを浮かべる。目下の目標は、パークゴルフを通してさらなる共鳴の輪を広げること。「(上吉沢の)パークゴルフ場は素晴らしいコース。大会をもっとたくさん開きたい。メンバー揃って、パークゴルフ発祥の地、北海道に遠征に行くのもいい」と目を輝かせる。皆で一緒に楽しむためのアイデアは尽きない。
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3月28日