南原在住の五十嵐莉子さん(15)=横須賀学院高校1年=が、15歳〜17歳の柔道世界大会「ドイツカデ国際大会」(5月2日〜3日、ベルリン)に日本代表として出場し、女子44kg級(参加14カ国、32選手)で優勝した。24日、当紙の取材で喜びを語った。
「初の世界大会でしたが、持ち味の投げ技でポイントを取って勝てたので良かった」と五十嵐さん。長い手足で懐が深く、馬力もある外国人選手を相手に、決勝を除く4試合で一本勝ち。準決勝では、小内刈で3つの有効と技あり1つを取るなど圧倒し、日本柔道の技術を見せつけた。
8月には、全日本柔道連盟の強化選手として、ボスニアヘルツェゴビナ世界カデ柔道選手権大会に出場する。独大会は欧州中心だったが、ボスニア大会には強豪のアジア諸国も出場、世界最大規模の大会となる。
国内では全日本ジュニア選手権(15歳〜20歳)の県予選が6月からスタート。7月の関東大会、9月の選手権本戦を勝ち抜き、ジュニア日本一を目指す。中学3年生で出場した昨年、初戦敗退ながら並みいる大学生選手らを抑えて本選出場を果たした。
父親の影響で5歳から柔道を始めた。浜岳中学校に在学中、2年生で全国中学柔道大会優勝。中学3年だった昨年と今年、全柔連の強化選手が出場する全日本カデ柔道体重別選手権大会で連覇した。背負い投げや足技を使った攻めの柔道が信条。「五輪に出場したい」と夢を抱く。
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