落合克宏市長は、2期目の政策課題として掲げているシティプロモーションの在り方について「方向性が庁内の各課で異なったものにならないよう、全庁的指針を今年度上半期中に策定することを目指している」とし、今年秋までに何らかの形を示す意向を明らかにした。11日の市議会で言及した。
また、「取り組みの方向性は『住みたいまち』『訪れたいまち』が大きなテーマ」と述べ、若者や高齢者に住みやすい環境であることや、観光資源などをPRしていく考えを示した。
発信すべき具体的な中身について問われると、市長は「平塚と言ったら七夕やベルマーレ、箱根駅伝の中継所として全国に知られている。諸々の観光資源を取り上げながら、福祉や観光、子育て政策も全部、平塚のいいところを認知してもらいたい」と答弁で話した。
市長は「最終的には定住人口を増やしたい」とシティプロモーションの取り組みを位置づけて、6月の組織編成で新たに担当課長を設けるなど力を入れている。