国際協力機構(JICA)の海外ボランティアである青年海外協力隊員として、市内在住の野川翔子さん(29)と高村聖奈さん(22)が7月、派遣国へ発つ。
市内吉沢小学校、勝原小学校で臨任教員の経験を持つ野川さんは、サモア独立国サバイ島の公立小学校で理科と算数の授業支援を中心に活動する。海外で国際支援活動を行っていた母や恩師らの影響で、大学では国際関係学を専攻していた野川さん。「現地で使用されるサモア語を学ばなければならないことが大変ですが、現地の子どもたちとの交流をはじめ、全てが楽しみ。旅人ではなく住人になれるように頑張りたい」と笑顔で話す。
高村さんの派遣先は、中米エルサルバドル共和国のテフトラ市アグアヘ・エスコンディート。アメリカのNGO団体と共に、シングルマザーの生活改善支援を行う。同NGOへのJICA派遣は高村さんが初のため、ニーズ調査や状況報告なども重要な任務となる。高村さんは今年3月に大学を卒業したばかり。国際学を専攻し、フィリピンのマニラで同様に支援活動実績を積んだ経験を生かし「少しでも力になれたら」と意気込む。
6月22日、2人は落合克宏市長を表敬訪問し「平塚から世界で活躍する女性が出てくれることは喜ばしい。体調に気を付け活動して下さい」と激励を受けた。赴任期間は2017年7月までの2年間を予定している。
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