買い物客の利便性を高めようと、平塚駅前の湘南スターモール商店街振興組合(常盤卓嗣理事長)が、商店街沿いにある紅谷町の民有地を借り上げ、自転車・バイクの駐輪場を自前で整備、1日から供用を開始した。常盤理事長は「中心市街地の活性化に役立てたい」と話している。
自転車やバイクでの来客の多い同商店街では、駐輪場所についての問い合わせが多く寄せられていたという。常盤理事長は「行政が駐輪場を整備する事例はよくあるが、商店街が自主的に用意するのは珍しいのでは」と話している。
まちかど広場の西側に位置する約33坪の駐輪場は、自転車39台とバイク20台の収容スペースを確保。最初の90分まで無料で提供する。商店街の買い物客に限らず、駅前公共施設やイベントに訪れる人など、中心街への来街者にも広く利用してもらいたいという。
常盤理事長は「利用者からの評判も上々です。各商店で駐輪場を周知し、お客さんに積極的に案内していきたい。黙っていてもお客さんは増えません。商店街として、こうした取り組みが大事」と話していた。
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