横内地区の住民らが、地元への愛着を持ってもらおうと、同地区独自のご当地ソング「横内のうた YOKOUCHI!」を制作した。先月26日には、横内公民館で行われた公民館まつりのステージで同曲を初披露。「横内のうた作成委員会」事務局の鈴木奏到さん(59)は「リズムも親しみやすく、地域のみんなに愛される歌が出来ました」と曲の完成を喜んでいる。
地域の祭りで「大人も子供も一緒になって踊れるような歌を作りたい」という住民らの思いから、1年前に作成委員会を発足。作曲は横内中学校の元教師で、地元の小・中学生で構成される「横内ジュニアバンド」の指導者、木崎二朗さん(66)に依頼した。「若い人にも歌って、踊ってもらえるようにロック調の曲に仕上げました」と木崎さんは説明する。
歌詞は地域の景色や文化、歴史などを読む「横内ふるさとかるた」を元に作成。「富士を仰ぐ 菜の花 桜舞う 渋田川」「大山染める 夕日に 六兵衛土手」など、横内ゆかりの言葉を歌詞で表現した。
鈴木さんは曲について、「今後は地域の盆踊りやBGMなどにも使えるようにアレンジするなど、活用法を考えていきたい」と話していた。
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