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薄田社長の良心リフォーム塾〈第5回〉 フローリング工事の要点
(有)リョウシンリフォームの薄田大輔社長によるリフォーム塾。今回はフローリングについて語ってもらう。
――フローリングの素材は何が使われていますか。
「床材は現在、無垢材よりも合板材が主流です。合板は複数の板を接着剤で張り合わせた床材で、表面に木目印刷した化粧シートを張ったタイプと、天然木の薄板を重ねたタイプに分かれ、前者は経年でシートが剥げてしまう難点があります。各タイプはカタログに明記され、ワックス不用や水・シミ・凹みに強いなど床材の特性やグレードも確認できるので、業者に説明してもらうと良いでしょう。
一方、無垢材は一枚板で丈夫ですが、反りが発生しやすい性質があります」
――施工は大掛かりなものになるのでしょうか。
「古い床を剥いで新しく下地材や土台から交換すると高コストになるため、既存の床材の上に重ねて張る施工(上張り工法)が主流です。古い床が下地となり、耐久性も確保できます」
――注意点は何でしょう。
「上張り工法のことも考慮すると、床は二度も三度もリフォームするのでなく、一生物のつもりで質の良い工事を心がけて欲しいです。当社は建材大手『ダイケン』のWPC加工板をお客様に推奨していますが、傷や汚れのつきにくい長く使える床材を選択してください。
また、床材は壁際に沿って隙間なく切り張りする大工技術が必要で、大工さんの腕の良し悪しで仕上がりが左右されます。当社では3人のベテランの専属大工さんが施工しておりますが、良い職人さんを抱えているかというのも業者選びで注目して欲しいポイントです」
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