平塚学園高等学校陸上部(井上行雄顧問)の浦田光来(みらい)さん(3年)と、大迫晴香さん(2年)が山形県天童市で7月28日から行われる全国高校総合体育大会(インターハイ)に出場する。浦田さんは円盤投げで初出場、大迫さんは円盤投げと砲丸投げの2種目で昨年に続いて2度目。
浦田さんは出場権をかけた南関東大会で、38m68cmの記録で3位に入賞、高校生活最後の夏で全国切符を手中にした。一方、大迫さんは県と南関東の2大会で2種目ともに優勝し、砲丸投げは13m97cmで県高校記録を塗り替える快挙を成し遂げている。
インターハイに2人揃って出場できたのは、昨年の主要大会で予選落ちや記録なしなど苦い経験したから。「試合ではライバル、練習では良いパートナー」と口をそろえ、悔しさを糧に二人三脚で練習に取り組んだ。なかでも浦田さんは、後輩の大迫さんを実力者と認め、「高いレベルの選手と一緒に練習できたことが全国につながった」と感謝する。井上顧問も「勝負に対する執着心や大舞台にも物怖じしないメンタルの強さが備わってきた」と話す。
大会を目前に、浦田さんは「41m以上」、大迫さんは「砲丸投げ14m、円盤投げ44m50cm以上」と目標を宣言。2人は日本ジュニア大会出場を目指し、「あとは大会を楽しみたい」とそろって声を弾ませていた。
30日に砲丸投げ、31日に円盤投げが行われる。
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