高齢者の相談窓口として市内13カ所にある「市高齢者よろず相談センター」のスタッフとその活動を支援する医師の交流を目的とした合同研修会が19日、市保健センターで開かれた。
同センターには保健師や看護師、社会福祉士らが常駐し、高齢者やその家族からの各種相談に応じるほか、介護保険の申請手続きを代行するなど多角的なサービスを提供している。
一方、こうした取り組みを支援するのが地域包括サポート医と呼ばれる地元の医師で、専門性の高い相談事例などに対応している。
この両者によるより良い高齢者支援を目指して実施されたのが今回の研修会。会場では、医療の現場に立つ医師と高齢者からのさまざまな声に日々対応している保健師らが11のテーブルに分かれ、およそ1時間にわたって意見交換した。
研修会は、今年10月に平塚栗原ホーム内に設置予定の「平塚市在宅医療・介護連携支援センター」開設準備室が企画した。同センターは地域の医療・介護関係者をつなぐ相談窓口で、団塊世代が75歳を迎えるいわゆる「2025年問題」に対処するために設置される。
病院で最期を迎えられる時代に変化が訪れようとするなか、開設準備室の担当者は「これからは医療と介護の連携が不可欠。今回の研修会が連携の後押しになれば」と話していた。
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