来年1月にグランドオープンする新庁舎2階東側に12月15日(金)、「れすとらん・かふぇアルテール」と、隣接するコンビニエンスストア「生活彩家 平塚市役所店」が新規開店する。市では年間あわせておよそ22万人の利用を見込む。
レストランの名称であるアルテールは仏語で「彦星」を意味し、湘南ひらつか七夕まつりにちなんで付けられた。床面積は438・94平方メートルで、客席数は、2014年夏に閉店した旧庁舎の地下食堂より45席多い187席。地上階に設計された利点を生かし、屋外にテラス席32席も設置された。
木目調の色彩が印象的な店内は広々としたおしゃれ空間に仕上がり、落ち着いた雰囲気を演出する。テラス席はテーブルの間隔が広く、陽射しも十分。市担当者は「お子さま連れでもゆったりお過ごしいただけるのでは」と期待する。
メニューは、日替わり定食(500円〜)、ラーメン(380円〜)、そば・うどん(同)、コーヒー・カフェラテ・カプチーノ(90円〜)など30種類ほど。地元産の野菜とご当地米「キヌヒカリ」を使った「ひらベジカレー」(600円)など平塚ならではの創作メニューもあり、オープン後は平塚産の小松菜を麺類に使用するなど、地産地消にも力を入れていくという。
営業は平日の開庁日で、営業時間は午前11時〜午後4時。事前予約をすれば5時30分以降も利用可能で、この時間帯にはアルコールも提供される。
コンビニエンスストア「生活彩家」は、開庁日の午前8時〜午後6時まで営業。一般的なコンビニ同様、飲食物やたばこなどが並ぶが、アルコールや雑誌、新聞などは販売されない。
運営事業者は今年8月に実施した公募型プロポーザルにより株式会社ポプラ(本社/広島県)に決定。選定にあたっては2社が手を挙げたが、同社の地場産野菜を使ったメニュー開発や、他自治体での実績などが評価された。同社が市に払う年間の施設使用料は183万円で、初年度は3カ月半で55万円。
レストランとコンビニの店長を兼任する久保俊広さん(39)は「庁舎に御用のない方も気軽にお越しいただけるような明るいお店を目指します」と話している。
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