将来の有権者に選挙の仕組みを理解してもらおうと13日、神明中学校(川崎登校長)で平塚市選挙管理委員会による「選挙出前授業」が2年生178人を対象に行われた。市内中学校で実施されるのは今回が初めて。
授業では、選管の職員が現行の選挙制度について解説した後、架空の「街づくり大臣総選挙」が行われた。
同校の教員4人が候補者名の書かれたタスキをかけ生徒を前に演説、平塚の活性にむけた公約を訴えた。「リゾート開発党」の候補者はにぎわい創出策としてカジノ誘致を挙げ「見附台や海岸沿いにカジノを構え、多くの人が集まれば経済効果も上がる」と力説し、「有権者」に支持を求めた。
その後、生徒らは実際の選挙で使われている記載台で投票用紙に記入し、投票箱に一票を投じた。初めての選挙を終えて柳澤宙輝君は「4年後に選挙権を得ますが、その前に一票の重みを知ることができて良かった」と笑顔で振り返った。
同校での出前授業を企画した市選管の小川喜久雄事務局長は「生徒たちの理解も深まったのでは。今後は他校にも出張授業を広げていきたい」と話していた。
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