10月に都内で開催される全国少年柔道大会の県選抜チーム予選大会が8日、県立武道館で開かれ、平塚柔道協会に所属する山口賢哉君(11)と石川奏汰君(10)が5年生の部で優勝、準優勝し、県選抜のメンバーに入った。同じく協会所属の本多結さん(11)も、6月に県立武道館で行われた全国小学生学年別柔道大会県予選の6年生45kg超級で2連覇を達成、8月に山口県で開かれる全国大会に駒を進めた。
吉沢小学校の同級生という山口君と石川君が県大会で対戦するのは今回が初めて。「攻めるタイプ同士なのでやりにくさもあった」と二人は口をそろえ「一緒に選抜チームに入れたことが何より。全国では優勝を目指します」と力強く話していた。
山口君と石川君が出場する全国大会は10月7日に講道館(東京都文京区)で開催。5人一組の団体戦で争われ、二人は次鋒と中堅を任される。
全国小学生学年別柔道大会の県予選を連覇した本多さんは、身長167cmという長身を生かし、「攻めの柔道で相手を圧倒した」(金井一超監督)。
昨年の全国大会では初戦敗退だったこともあり、本多さんは「まずは一勝、目標は優勝。そして夢である五輪出場にむけ弾みをつけたいです」と意気込んでいた。
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