平塚市立江陽中学校の科学部(斎藤篤顧問・部員20人)が先月25日、ららぽーと湘南平塚内のコミュニティスペース「SHONAN TREE HOUSE」で幼稚園児と小学生を対象にした実験講座「スライムを作ろう」を開催した。
「運動が苦手で、しかたなく科学部に入部した子も多い。小さい子たちを喜ばせることで、部員の自信につなげたい」との斎藤顧問の思いから、同部は9年前から地域貢献の一環として、崇善地区の公民館行事などで子供向けにシャボン玉作り教室などを実施してきた。
今年の春、その様子をみた卒業生の一人から「面白い教室だから、もっと人が来るところでやってみては」と声が上がり、様々な講座を来店者に開くららぽーと湘南平塚の門を叩いたという。
施設側としても中学生がワークショップを開くのは初の試みで、お互いに手探りのまま今年6月にプレ講座を実施。思いのほか参加者から好評だった事から、本格的な講座がスタートした。
プレ講座で手ごたえをつかんだ科学部は、より子供たちが喜びそうな「スライム作り」をテーマに選び、パワーポイントの資料なども部員たちが自主的に用意、本番に備えてきたという。
この日は全3回(42席)の講座すべて満席と盛況で、子供たちは部員のサポートを受けながらスライム作りを楽しんだ。参加した小川原丈くん(大磯小2年)は「ぷにぷにで気持ちいい。水などの混ぜる量で硬さが違う」と発見に大興奮していた。司会を務めた部員の江藤聖夏さん(中2)は「小さい子もいるので、分かりやすく話すように気をつけた」と話していた。
次回は、9月1日(土)に「音で遊ぼう」を予定している。
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